ＪＲ気仙沼線:バスのＢＲＴ訓練運転始まる－ 毎日ｊｐ(毎日新聞)

東日本大震災の傷痕が残る沿岸部に設置されたＪＲ気仙沼線のバス専用道を走るバス＝宮城県気仙沼市で２０１２年８月１３日午後２時２０分、小川昌宏撮影 東日本大震災で全線の４分の３が不通になっているＪＲ気仙沼線（宮城県石巻市−気仙沼市）で１３日、被災鉄路を舗装したバス専用道を利用するＢＲＴ（バス高速輸送システム）の訓練運転が始まった。ＪＲ東日本は２０日から、一部にＢＲＴ区間を含む代行バスの運行を始める。 訓練があったのは、ＢＲＴによる運行が始まる気仙沼市の陸前階上−最知間２．１キロ。バス数台で、一般道から専用道への入り方や停車場所を確認した。 ＪＲ東日本によると、同市の高校の一部で２学期が始まる２０日に合わせ、運行開始を決めた。不通となっている柳津−気仙沼間５５・３キロの残り区間では当面、国道４５号など一般道を利用する。 同社は同線の仮復旧として不通区間の約６割を専用道として順次整備し、代行バスを