陸上：ボルト、英税制理由に欠場…８月のロンドンＧＰ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)

陸上男子短距離のウサイン・ボルト（ジャマイカ）が、国外の収入にも課税する英国の税制を理由に８月のロンドン・グランプリ（ＧＰ）出場を断念した。大会の目玉だったスーパースターの欠場は、英国陸連が政府に税制改正を要望するなど波紋が広がっている。 「出場すると出費の方が高くなる。まったくおかしな話だ。これが僕の仕事で、これで稼いでいるのだから」。ボルトは１６日のパリ国際で、世界記録を持つ百メートルに快勝した後、こう不満を爆発させた。 英メディアによると、ボルトがロンドンＧＰに出場した場合、英国外の大会で獲得した賞金も課税対象になる。仮にボルトが年間１０大会に出場し、英国の大会はそのうち１大会だけだったとしても、獲得賞金全体の１０％を税金として英国に納めねばならないという。 男子ゴルフのタイガー・ウッズ（米国）も同様で、男子テニスのロジャー・フェデラー（スイス）がウィンブルドン選手権直前の英国での前

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「思わぬハードルとなりそうだ」これが言いたかったに違いない。