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万葉集と古代の巻物 平安時代に万葉集は読めたか:漢字と「かな」(1)
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万葉集と古代の巻物 平安時代に万葉集は読めたか:漢字と「かな」(1)
(写真=巻物に仕立てた、桂本の複製) 読みやすかった『万葉集』の《文字法》 本来漢字のみで書かれた... (写真=巻物に仕立てた、桂本の複製) 読みやすかった『万葉集』の《文字法》 本来漢字のみで書かれた『万葉集』は、漢字平仮名交じり文に慣れた、私たちには、“読みにくい”ものに感じられます。そして、この“読みにくさ”を克服するために、平安時代に平仮名が発明され、これで和歌を書き記すようになった、と考えがちです。 しかし、果たしてそうであったのでしょうか。 先の記事「万葉集の文字法(1)」「万葉集の文字法(2)」「万葉集の文字法(3)」で、柿本人麻呂の時代に確立された、『万葉集』の《文字法》の特徴を、見てきました。この《文字法》は、歌の「ことば」一つ一つを、完全に表記するものでは、ありませんでした。 文脈がきちんとたどれるように、文の骨格に関わる助詞・助動詞は、しっかりと表記します。その上で、文脈によって、容易に捉えられる「ことば」は、思い切って表記を省略します。そして、漢字の視覚的印象を前面に