Vol.100 公衆の放射線防護レベルの緩和についての国際放射線防護委員会ICRPの忠告（3月21日）について - MRIC by 医療ガバナンス学会

医療ガバナンス学会 (2011年4月 3日 06:00) | コメント(0) | トラックバック(0) 九州大学教授・副学長 吉岡斉（よしおか・ひとし） 2011年4月3日 ＭＲＩＣ by 医療ガバナンス学会 発行 http://medg.jp 日本の放射線防護関係者の中には、それを支持する者もいると聞く。しかし筆者はそれに賛成しがたい。筆者はICRPによる放射線の危険度（リスクと表現 する者もいる）の見積りが過小評価であると思っているが、それについて今回議論する気はない。かりそめにICRPの評価が妥当だとしても、今回の忠告を日 本政府が受け入れることは賢明ではないというのが筆者の意見である。 その理由は、この忠告が暗黙の前提としているのが、局所的な少人数の被曝だという点である。そうした範囲内ではこの忠告は一定の説得力がある。しかるに 福島原発震災は、巨大都市を巻き込んだ広域的な被

[pantheran-onca]

”筆者はICRPによる放射線の危険度（リスクと表現 する者もいる）の見積りが過小評価であると思っている” ”かりそめにICRPの評価が妥当だとしても、今回の忠告を日本政府が受け入れることは賢明ではない”

[athine]

"この忠告が暗黙の前提としているのが、局所的な少人数の被曝"

[sumidatomohisa]

吉岡斉「公衆の放射線防護レベルの緩和についての国際放射線防護委員会ICRPの忠告（3月21日）について」 MRIC by 医療ガバナンス学会