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休日当直のアルバイトに来て下さっている、大学の救急医学教室の先生が本当に熱心で、休日でも、夜中で... 休日当直のアルバイトに来て下さっている、大学の救急医学教室の先生が本当に熱心で、休日でも、夜中でも、自分にできる検査はすべてやって下さって、あとから引き継ぐ側は大いに助かる。でもその一方で、地域にある基幹病院の専門家が、こうした熱意みなぎる診療スタイルに邁進すると、やっぱり後続は潰れるんだろうなとも思う。 専門家とは何か いろんな科が覇を競う基幹病院にあって、「専門家である」ということは、やっぱり「他科の知らない何かを知っている」ということなのだと思う。 救急の先生がたは、何でもできる。救急車で来た患者さんは全部診療するし、内科の診察はもちろん、簡単な手術までこなせる人もいる。たいていの問題はその場で解決してしまうし、みんな熱心で、よく勉強している。 こういうのはたしかに頭が下がるんだけれど、じゃあ救急医学教室の先生がたが、他科の専門家が知らない何かを知っているのか、あるいは他科の人間がぜ
2010/04/18 リンク