asahi.com:電子工学と異分野融合 豊橋技科大に新組織-マイタウン愛知

最先端のエレクトロニクス技術を医学や農業、環境など異分野と融合させ、新たな技術開発をめざす豊橋技術科学大の「エレクトロニクス先端融合研究所」が発足した。榊佳之学長は開所式で「豊橋技科大の研究を牽引（けんいん）し、世界に発信する『旗艦』組織と位置づけている。最先端の知を融合させ、技術革新につなげたい」とあいさつした。（小山裕一） 同研究所には、３０代の若手研究者を中心に、生物学や脳科学、半導体など１２人の専任教員が配置されている。例えば、「視力を失った人に、神経回路制御チップを埋め込み、視力を回復させる」や「電子工学の技術で脳の活動を調べ、人間の本当の気持ちを読み取る」「植物の状態をセンサーで読み取り、食料生産を増大させたり、ＩＴ技術を駆使した植物工場を開発したりできないか」など、異分野同士の最先端技術を組み合わせて、新たな領域を切り開くことをめざしている。 同研究所はＬＳＩ（大規模集積

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「エレクトロニクス先端融合研究所」