asahi.com:人名ゴッコで雌雄区別 函館-マイタウン北海道

■ルパン、メグ・ライアン、しずちゃん… 鮮魚店のアイデア好評 ルパン、メグ・ライアン、しずちゃん――。函館市の代表的な市場「中島廉売」にある「紺地鮮魚」では、冬の魚ゴッコ（ホテイウオ）に人の名前を付けて売っている。オス・メスが分かりやすいように、という工夫だが、買い物客からは「私の名前だわ」「息子と同じ」などと好評という。 （芳垣文子） ◇ ゴッコはぬめりのあるぽってりした魚体が特徴で、ぷるぷるした身をネギや豆腐などと一緒に煮立てた「ゴッコ汁」は、道南の冬の風物詩になっている。卵の入ったメスは特に好まれる。 一般的にメスの方が大きいが、店ではおなかの張りと下腹にある吸盤の大きさも合わせて判別。以前は値札の数字を赤と黒にして区別していたが、社長の紺地慶一さん（４８）のアイデアで、７〜８年前から男女の名前で区別するようになったという。 魚体が大きいメスは、お笑いコンビ「南海キャンデ