asahi.com:クリスマス募金 笑顔重ねて２０年 調布-マイタウン多摩

調布市役所の各課に２６日から、カラフルにラッピングされた「クリスマス募金箱」が回り始めた。市職員らが、市内二つの養護施設の子どもたちにクリスマスプレゼントを贈るための募金活動で、今年で開始から２０年を迎えた。「子どもたちの笑顔が何よりうれしい」と、毎年若手職員が中心になって呼びかけている。（佐藤清孝） 「クリスマス募金」が始まったのは９０年。当時の市民税課の若手職員が、上司から「クリスマスに募金で市内の養護施設に何かプレゼントをしたら」と、アドバイスされたのがきっかけだ。 対象になったのは児童養護施設「調布学園」（富士見町３丁目、定員１１８人）と「二葉学園」（上石原２丁目、同５２人）。親の離婚や長期入院などで養護が必要な幼児から高校生までが暮らす。 １回目は約２７万円の募金が集まり、両学園にカラーテレビやミニコンポ、ＣＤ付きラジカセなどを贈った。募金を始めた当初の贈り物は備品類が主だ