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◆ 先天性相貌失認というものは存在する 今となってはあたり前のことを言っているようですが、原点としてこれは重要です。つまり、「顔が見分けられない」「顔が覚えられない」と訴える患者さんが 存在すること自体はずっと昔からのことですが、かつてはそれは相貌失認ではなく、単に視力の問題ではないかとか、記憶の問題ではないかとか (「顔が覚えられない」という訴えに対しては、「私も人の顔はそんなによく覚えられませんよ」と返されることも多いものです) 、とりたてて「相貌失認」と呼ぶべき病態ではなく「視覚失認」にすぎない
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◆ 先天性相貌失認というものは存在する 今となってはあたり前のことを言っているようですが、原点としてこれは重要です。つまり、「顔が見分けられない」「顔が覚えられない」と訴える患者さんが 存在すること自体はずっと昔からのことですが、かつてはそれは相貌失認ではなく、単に視力の問題ではないかとか、記憶の問題ではないかとか (「顔が覚えられない」という訴えに対しては、「私も人の顔はそんなによく覚えられませんよ」と返されることも多いものです) 、とりたてて「相貌失認」と呼ぶべき病態ではなく「視覚失認」にすぎない
"◆ 先天性相貌失認というものは存在する 今となってはあたり前のことを言っているようですが、原点とし... "◆ 先天性相貌失認というものは存在する 今となってはあたり前のことを言っているようですが、原点としてこれは重要です。つまり、「顔が見分けられない」「顔が覚えられない」と訴える患者さんが 存在すること自体はずっと昔からのことですが、かつてはそれは相貌失認ではなく、単に視力の問題ではないかとか、記憶の問題ではないかとか (「顔が覚えられない」という訴えに対しては、「私も人の顔はそんなによく覚えられませんよ」と返されることも多いものです) 、とりたてて「相貌失認」と呼ぶべき病態ではなく「視覚失認」にすぎないのではないかとか (視覚失認の詳しい説明は省略しますが、ひとことで言うと、「視力に問題がないのに物が見分けられない」のが視覚失認で、後頭葉のある部分が脳梗塞などで 損傷されると発生する病態です)、言われ続けてきました。しかし現在では、そういった説明はあたらないことは確実な先天性相貌失認という