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「夢想家」首相、普天間の迷走
民主党主導の鳩山政権が誕生しておよそ100日。新政権は、対米政策、とりわけ沖縄の米海兵隊普天間飛... 民主党主導の鳩山政権が誕生しておよそ100日。新政権は、対米政策、とりわけ沖縄の米海兵隊普天間飛行場の移設問題への対応で激しい批判を浴びている。 この問題で鳩山政権に誤算があったことは間違いなさそうだ。鳩山由紀夫首相は、バラク・オバマ米大統領と率直に話し合えば問題を解決できると楽観していたふしがある(コペンハーゲンの国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議に出席する際に、オバマと首脳会談を行いたいと望んだことに、その発想が見て取れる)。 ひとことで言えば、鳩山が望んでいるのは、小泉純一郎元首相とジョージ・W・ブッシュ前大統領の関係と対照的な関係をオバマと築くことらしい。 小泉とブッシュの関係は、日本の対米依存を強め、その結果として、遠く離れた国でのアメリカの戦争を日本が支持する状況をもたらした。鳩山はそれと一線を画し、オバマとの相互の信頼関係を通じて、安全保障以外の分野での協力を重んじる「
2009/12/17 リンク