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「非核ICBM」は米軍の切り札になるか
核抜き 国防総省は非核ICBMの2年以内の実用化を目指している(写真は核弾頭搭載型の「ピースキー... 核抜き 国防総省は非核ICBMの2年以内の実用化を目指している(写真は核弾頭搭載型の「ピースキーパー」) U.S. Air Force photo アメリカ政府は今後、戦艦や航空機、兵員を敵地近くに展開する必要性を減らす一方で、世界各地の敵や脅威に対していかに軍事的圧力を加えていくのか。 その切り札と期待される新型兵器は、バラク・オバマ大統領の核兵器削減計画にも重要な役割を果たすかもしれない。 ■構想 国防総省は現在、核弾頭を搭載しない大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発中で、2年以内の実用化を目指している。弾頭には通常の爆薬を搭載し、地球上のほとんどの地点に1時間以内に命中させることができる。 ICBMは発射されると大気圏外を飛行する。このため、たいていのレーダーシステムからは捕捉不可能であるとともに、通過国から領空侵犯に問われることもない。 こうした能力の高さから、アメリカ政府は新型I
2009/11/06 リンク