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スンニ派政党ボイコットで国民融和に危機
融和か分裂か 2月20日、選挙運動続行を宣言した政党連合イラキーヤの広報担当者(後ろは指導者のアラウ... 融和か分裂か 2月20日、選挙運動続行を宣言した政党連合イラキーヤの広報担当者(後ろは指導者のアラウィ元首相) Saad Shalash-Reuters 3月7日の連邦議会選挙を前に、イラク情勢が不透明さを増している。2月20日の土曜日だけでも次のような動きがあった。 1)イラクのイスラム教スンニ派有力政党「イラク国民対話戦線」が選挙に参加しないと発表。同党の有力指導者サレハ・ムトラクが旧フセイン政権下の支配政党バース党との関係を理由に出馬が認められなかったためだ。 2)イラク国民対話戦線も参加していた世俗派の政党連合「イラキーヤ」が選挙運動続行を宣言する一方、指導者のアヤド・アラウィ元首相(シーア派)は、スンニ派国家の盟主サウジアラビアに赴き、アブドラ国王と中央情報局長官のムクリン・アブドゥル・アジズ王子と何事かを相談。 3)タルク・ハシミ副大統領(スンニ派)はエジプトの駐イラク大使シャ