グッドリッジのそれから／『Dropkick』アンコール劇場 | 人間風車

『Dropkick vol.5』で大きな話題を呼んだOMASUKI FIGHTによる「ゲーリー・グッドリッジのそれから」を掲載 。なお、『Dropkick vol.6』では「砂漠に消えたUFC王者 エヴァン・タナーの生涯」を激筆しているのでチェックだ！ 慢性外傷性脳障害（以下CTE）、日本では俗にパンチドランカーと呼ばれている症状は、進行に伴なって3つのステージを推移していくという。まず第1ステージでは、行動面や精神面での障害の兆候が現われる。第2ステージに進むと、とっぴな行動や記憶障害が起きるようになる。これらはパーキンソン病の初期症状と同じだ。ファイナルステージでは認知症と同時に、パーキンソン病の諸症状も発症する。薬物でその進行を遅らせることはできても、基本的に進行を食い止めたり、治したりする方法は見いだされていないとされている。 これまで、ボクサーやフットボール選手、ホッケー選手など

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グッドリッジ、頑張ってくれ! 『脳みその細胞を何個か守るために、早く引退しなくちゃいけないのか？　年寄りは死ぬ。若者は生きる。どうせみんな、墓場に行くだけじゃないか』

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正直、最後にグッドリッジが勝ち負けを気にしてリングに入ったのはいつだったか、思い出せない。とっくの昔に、そういう問題ではなくなっていたんだ