赤ちゃんアシカ 甘える姿人気…高知・桂浜水族館 : 動物トピックス : 季節自然 : 関西発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

高知市浦戸の桂浜水族館で、６月末に誕生したカリフォルニアアシカの雌の赤ちゃんがすくすくと育ち、おぼつかない様子で母親アシカの後をついて泳ぐ姿などが来館者の人気を集めている。 昨年８月に病気で死んだ父親「でこ」（２２歳）と母親「ちよ」（２０歳）の子ども。難産だったが、６月２７日早朝に無事生まれ、現在は体長約５０センチ、体重約１０キロまで成長し、「ココ」と名付けられた。 水族館によると、ココは１週間ほどで泳ぎを覚えたといい、園内のプールをちよと一緒にのびのび泳ぎ、疲れるとプールサイドで「ウォエ、ウォエ」と鳴き声を上げてちよを呼び、甘えている。 飼育員の盛田勝寛さん（４５）は「昨年はアシカの赤ちゃんが生まれなかったのでうれしい。でこの忘れ形見をぜひ見てもらいたい」と話している。