ウミガメアカおとし…徳島・美波 カレッタで : 動物トピックス : 季節自然 : 関西発 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）

徳島県美波町立の日和佐うみがめ博物館カレッタで１６日、年末恒例のウミガメの＜アカ落とし＞が行われ、迎春ムードが漂った。 同館は屋外プールに、飼育記録が残るカメの中で国内最高齢とされる５８歳のオスのアカウミガメ（甲長約９０センチ、体重約１２０キロ）のほか、アオウミガメなど計１４匹を飼育。職員ら４人が、海水を抜いたプールに入り、コケなどの汚れが付いたカメたちの甲羅をブラシで磨いたり、手足をスポンジで洗ったりした。 プールの中央の岩には、しめ飾りが付けられて正月の雰囲気に。きれいになったカメたちは、甲羅干しを楽しんでいた。豊崎浩司館長は「これで、カメも気持ち良く新年を迎えられるでしょう」と話した。同館は２９～３１日は休館し、新年は元日から来館者を迎える。