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カナガシラの塩煮でいっぱい
魚と調味料だけでつくる、ボクが勝手に塩煮と呼んでいる料理がある。 沖縄での「まーす煮」に似てるが、... 魚と調味料だけでつくる、ボクが勝手に塩煮と呼んでいる料理がある。 沖縄での「まーす煮」に似てるが、実はかなり違う。 むしろ割烹料理のスッポン仕立てに近いかも知れない。 味つけを塩だけでする。 材料は魚と酒、塩のみ。 使う魚でいちばんというのがカナガシラだ。 今回のものは八王子総合卸売センター『高野水産』にいただいたもの。 千葉県内房で上がったもので、鮮度抜群、しかも脂がのっている。 抱卵していて、真子、浮き袋に肝、胃袋など一尾丸ごと使ってみた。 調理時間はほんの15分くらいだろう。 下ごしらえを終わらせていたなら、酒の肴がさびしいな、と思ったらすぐにでもできる。 この濃厚な汁と、硬く締まった白身、そして美味の極致ではないかと思われる肝と浮き袋を酒とともにやる、これはたまりませんな。 酒は広島県の『本州一 本醸造』。 ちょっと騒がしい味わいながら辛口でうまい。 作り方 材料 カナガシラ20セ
2009/12/27 リンク