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濃度規制ナショナリズム、又は、被ばく受忍ナショナリズム
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濃度規制ナショナリズム、又は、被ばく受忍ナショナリズム
東京電力が放射能汚染水を放出する計画があると聞いて、韓国の市民、李元栄(イ・ウォニョン)氏が、東... 東京電力が放射能汚染水を放出する計画があると聞いて、韓国の市民、李元栄(イ・ウォニョン)氏が、東京に向けた行進を行っている。6月18日にソウルを出発して韓国を徒歩で縦断し、7月16日、山口県下関市に上陸。その後、中国、近畿を歩き、愛知県に入ったのは8月20日だった。 8月20日の午後、岐阜駅を出発して、木曽川を渡り、一宮市に入った。岐阜県・愛知県では、李氏をサポートする実行委員会が作られ、反原発運動の人々が李氏と共に歩いた。 私は8月20日の岐阜駅から24日の岡崎市本宿駅まで同伴したが、ここで脱水症状を起こし、翌25日の朝には高熱を出して、リタイアした。豊橋駅まで歩きたかったが、体がついてこなかった。 この後、9月11日に東京の国会へ向かうべく、李氏はいま静岡県を歩いている。 彼の訴えはとてもシンプルだ。放射能汚染水の放出をやめろ。水で希釈する濃度規制などなんの意味もない。この問題に適用す