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紀田順一郎「私流「本の整理」敗北宣言(1)」
来年は八十歳。もう蔵書は持ちこたえられないということで、この二、三年で約二万冊の書籍を処分したが... 来年は八十歳。もう蔵書は持ちこたえられないということで、この二、三年で約二万冊の書籍を処分したが、終末に近くなるほど断捨離が難しくなるのを実感している。以下の文章は七年前に雑誌「論座」6月号に寄稿したものだが、当時震災対策を兼ねて地方に1万冊を収容する書庫を設け、ある程度の成算を得ながら、現地事情から頓挫しかけている状況を記したものである。実際に頓挫してしまったわけだが、その後の閉塞状況を、第二回にリポートする予定である。 ------------------------------------------------------- 蔵書の整理に悪戦苦闘すること四十数年、古稀を過ぎてから敗北宣言をするのは正直いって辛いものがある。はじめて本や資料の分類整理、収蔵についての考えを『現代人の読書』(1954)という一書にまとめたのが三十歳になる少し前、高度成長の余慶がようやく庶民にもおよびはじ