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新著『蔵書一代』について
新著が出た。一昨年、蔵書のほとんどすべてを、万やむなく処分したことで、体調に著しい変化をきたし、... 新著が出た。一昨年、蔵書のほとんどすべてを、万やむなく処分したことで、体調に著しい変化をきたし、これを機に蔵書とは何かということを考えるようになった。単なる所蔵本の堆積でもなく、かといってミニ図書館というほどの充実性も、開放性もないが、私にとってかけがいのない、人生に相渉るものには相違ない。 近年、蔵書処分をめぐって悩む人が多いとやら、一つの世代的な現象なのかもしれない。実際、蔵書処分は大変なことで、人生の終末期に、こんな段階があるとは思ってもみなかった。 そんなことを逐一、他の見聞をもまじえながら、ときには文化史的に視野を広げて、その中に自らを位置づけ、さらに蔵書の可能性と限界について考えてみたのが本書である。 執筆中、眼前に去来したのは、書物以外に生きがいのなかった一生ということだった。蔵書一代、人また一代、かくてみな共に死すべし。師友夙に去り、同期の友もほとんどが幽冥境を異にし、われ