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『精神・自我・社会』
社会的行動主義を標榜するミードの古典的な一冊。内観によって精神がまず存立を確認され(意識というほ... 社会的行動主義を標榜するミードの古典的な一冊。内観によって精神がまず存立を確認され(意識というほうが今ではわかりやすいだろう)、そこから自我が誕生し、他者との間の共通の空間である社会が生まれる。これは現実の発生の順序ではなく、循環的なプロセスとなる。精神の成立には、言語を使って意味をコントロールするメカニズムが必要だが(141)、そのためにはすでに社会が成立していなければならないからだ。「精神の領域は言語から出現する」(Ibid.)のである。 自我はすでに「本質的に社会的構造であり、社会的経験のなかから生じる」(150)のだから、自我のうちにも社会的なものが埋め込まれているのだ。この精神-自我-社会の発生の順序を検討するのは、すでに絶対的な精神として成立し終えた精神が、これから誕生しようとする精神を眺めるようないとなみである。だからヘーゲルの『精神現象学』と同じ方法に帰着するわけだ。 ミー
2015/02/14 リンク