世界的に規制が強まっているフタル酸エステルの含有を判別できる簡易手法を開発 : 富士通

English PRESS RELEASE （技術） 2013年3月21日 株式会社富士通研究所 富士通株式会社 富士通クオリティ・ラボ株式会社 世界的に規制が強まっているフタル酸エステルの含有を判別できる簡易手法を開発 新しい前処理手法の確立により、安価な分析装置を用いて10倍以上の感度で判別を実現 株式会社富士通研究所（注1）と富士通株式会社、富士通クオリティ・ラボ株式会社（注2）は、有害性が懸念されるフタル酸ビス（2-エチルヘキシル） （以下、DEHP）などのフタル酸エステル類の、塩化ビニル（以下、PVC）中の含有を従来に比べ10倍以上の高感度で判別できる手法を開発しました。 従来、フタル酸エステル類の含有量を高精度に測定するには高価な分析装置や専門技術が必要でした。また比較的安価で簡易的な測定方法も知られていますが、その場合には感度が低いという問題がありました。今回、試料を加熱して

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