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BGM =8=
「ねえ、もう終わりにしよう、こんなのやっぱり良くないよ」 情事のあと、髪を梳かしながら彼女が言う。... 「ねえ、もう終わりにしよう、こんなのやっぱり良くないよ」 情事のあと、髪を梳かしながら彼女が言う。 「お前、その台詞もう何千回目だよ、聞き飽きたし」 それを聞いた彼女は、必要以上に大きな音を立ててブラシを置き、鏡越しに俺を睨んだ。 「今回は本気なの」 俺は、ベッドに仰向けで寝そべったまま、煙草に火をつける。 「あ、そう。それで、今回は何が良くないと思ってんの、付き合ってる男が死んだ元彼の弟だってこと? それとも、教え子だってことの方?」 今回は、のところをわざと強調して言うと、彼女はさらにムッとした顔になった。 「嫌な言い方する人ね」 「お前が、毎度毎度こうやって蒸し返すからだろ、いい加減にしろよ」 「そんな風に言うことないじゃない、私はお互いの将来のことも考えて――」 俺がいきなり起き上ったものだから、彼女はびくりとして言葉を切った。 俺は、吸いかけの煙草を灰皿に押し付けて消した。 「わ