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21世紀に突入し、社会は変化し続け、IT(情報技術)はますます高度化、複雑化している。今や企業経営者... 21世紀に突入し、社会は変化し続け、IT(情報技術)はますます高度化、複雑化している。今や企業経営者にとってITを経営に活かせるかどうかが、生き残りの鍵とも言われている。 実際は多くの企業がITを経営に十分、活かしきれていないようだ。日本企業のIT投資効果の低さは、一体何が原因なのだろうか。本レポートでは、経営にとってITが真に価値あるツールとなり得るのか問い直してみたい。 まず、今まで我々が直面してきた社会や労働形態の変化を振り返る。社会変化をマクロ的に踏まえた上で、以下のような疑問について考えてみる。 ●経営者が最も関心を払うべきマネジメント上の課題は何か ●企業経営にとって情報とは何か ●現在の情報活用は、企業経営に本当に役立っているのか ●経営上の課題を解決する上で、ITをどのように活用するのか ●情報活用において、マネジメント層が果たすべき役割とは何か