ffdshowでYC伸張

動画再生時、ビデオカード(ドライバ)側でYC伸張するのが一般的だが環境によっては対応していない場合もある。 そこでffdshowによるYC伸張を試す。 ※近年のビデオカードは設定しなくともYC伸張してくれるのでこの方法を適用すると逆に色がおかしくなる恐れがある(後述)。 YC伸張されているかされていないかは、映像全体が灰がかっているかどうかで見分けられる。 ffdshow video decoderの設定 レベルを選択し、モードはOriginal、フルレンジにチェックを入れ、入力の値を16-235にする。 ドット絵の例 YC伸張前 元の状態。キャプチャ後、再生すると本来より色素が薄くなっているのに気付いた人は多い。 これはYC伸張されていない場合に見られる特徴である。 YC伸張後 YC伸張後の本来に近い色。上に比べ彩度がはっきりしている。 RGB出力 レベルのチェックを外し、出力でRGB3