華やかな音色で、和音を響かせる方法 【ピアノで大きな音】 - 単純明快なピアノ上達法

ピアノの構造上、大きな音を出すために必要なものは「素早い打鍵」です。 では和音を弾く際に素早い打鍵を行うには、どのように体を使えばよいか。 また、関節をどのように使えば指を痛めずにすむのか。 演奏のコツを、シンプルに捉えてみましょう。 打鍵速度についての解説は、以下の記事をご覧ください。 ＞物理学で明かす！ピアノの仕組みと指の高さ、打鍵速度の関係 連続する音をはっきりと明瞭に弾くには、重力を用いた素早い打鍵を、手の筋肉でコントロールする必要があります。 そのため、指を高く保つことは有効な演奏方法の一つですが、大きく華やかな、響く和音を弾くためには、より体の軸に近い部位を使わなければなりません。 つまり、手首と腕を利用します。 体験してみましょう。 １．両手を鍵盤の上にふんわりと置いて、横から見てみてください。 指の付け根から指先までが、100度から120度くらいに開いていますね。 ２．意識