八重山教科書選定 次代に真実伝えたい／検定意見撤回に全力を - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

社説 八重山教科書選定 次代に真実伝えたい／検定意見撤回に全力を2011年8月24日 Tweet 教科用図書八重山採択地区協議会（会長・玉津博克石垣市教育長）は、２０１２年度から４年間、石垣市、竹富町、与那国町の中学校で使用する社会科教科書として歴史は「帝国書院」を、公民は「教科書改善の会」の育鵬社の教科書を選定した。 帝国書院は「集団自決」（強制集団死）について「人々は集団死に追い込まれたり（中略）琉球方言を使用した住民が日本兵に殺害されたりもしました」と、戦争マラリアでは「発生地にも移住させられた」と記述し、軍の関与に触れている。協議会が日本軍の住民への加害行為に触れていない自由社、育鵬社版の選定を見送ったことは、率直に評価したい。 「普天間」言及なし 育鵬社の公民は、個人の権利より公共の利益を優先する憲法観が色濃く、論議を呼びそうだ。尖閣諸島については「中国がその領有を主張して

[che-hiroshi]

本件に関し、沖縄二大左翼紙のうち、新報の社説のほうを小生は評価。歴史教科書については、歴史修正主義教科書を退けたことを評価している。なお国による教科書選定プロセスにまで視点を向けている姿勢は、大事。

[hagakuress]

育鵬社採用は公民だったか，歴史が帝国書院であるし問題は小さくなったな。ただし，教科書を巡る問題は琉球新報の主張する『文科省が未だに検定意見を撤回しないのは極めて罪深い』とする，まさにこれに尽きるよな。