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反抗期ニンジャ 【創作童話】 - 13:30の星たち
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反抗期ニンジャ 【創作童話】 - 13:30の星たち
息子の反抗期が始まった。 「うざい」「黙ってて」「ほっといて」 暴言の日々だ。 息子の部屋へは、立ち... 息子の反抗期が始まった。 「うざい」「黙ってて」「ほっといて」 暴言の日々だ。 息子の部屋へは、立ち入り禁止になった。 部屋をノックすると、 「合言葉は?」 と聞かれる。 答えても、部屋には入れないのに、なぜか言わされる。 リビングに居る時は、ダンボールを頭から被っている。 「ここにはいません」と、隠れ蓑術を使っている。 階段の上から下まで、手すりに沿って、タコ糸が通っている。 そこに紙コップが上下するようにできている。 言いたいことは巻物にして、紙コップに入れてくる。 時々、紙コップに学校からの手紙がぐるぐる巻になって入っている。 息子は、母に見つからないように、 抜き足差し足忍び足で部屋の中を移動する。 時々、母がわざと振り返って見る。 「うざい」という時は、すぐ部屋に行ってしまう。 任務終了だ。 「あっぶな。」という時は、まだ隠れている。 任務続行だ。 息子は「忍者」になったのだ。