エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
マッカーサーの革命 - 『日本占領史1945-1952』
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
マッカーサーの革命 - 『日本占領史1945-1952』
本書は終戦直後からサンフランシスコ条約までの7年間の記録だが、こうして読むと、安倍首相のきらう「戦... 本書は終戦直後からサンフランシスコ条約までの7年間の記録だが、こうして読むと、安倍首相のきらう「戦後レジーム」がどうやってできたのか、よくわかる。印象的なのは、よくも悪くも左翼の影響が強かったことだ。 マッカーサーが日本の統治者として来たとき、近衛文麿は「軍閥を助長したのはマルキシストである」として、共産主義から日本を守ることが最大の課題だと訴えた。GHQの主流だった民政局のニューディーラーは、軍国主義の影響を残す自由党からも共産党からも距離を置き、進歩的な社会党に期待した。 当初GHQは、民政局の影響で容共路線をとったが、1947年の2・1ゼネストを境に「逆コース」をとり始める。これはGHQの中では、民政局からG2への主導権の移行と並行していた。共和党系の多いG2は反共路線をとり、レッドパージで日本を冷戦の前進基地にしようとした。 これに対して左翼は「全面講和」を掲げて闘った。ソ連は北方