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デモクラシーは原点に帰る:『ポピュリズムとは何か』
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デモクラシーは原点に帰る:『ポピュリズムとは何か』
1月からのアゴラ政経塾では「ポピュリズム」をテーマにするが、その定義はいろいろある。著者の答は、立... 1月からのアゴラ政経塾では「ポピュリズム」をテーマにするが、その定義はいろいろある。著者の答は、立憲主義なきデモクラシーだということだ。それは選挙で投票した人の支持を得るという意味ではデモクラシーだが、権力の分立や法の支配といったチェックを否定する独裁的な傾向をもつ。 その原型は中南米にあるという。1946年にアルゼンチン大統領になったペロンは、軍人出身だったが「労働者保護」の政策を取り、社会保障を手厚くしたが反対派は投獄した。こういう独裁的な温情主義で人気は高かったが、多くの企業を国有化したため、投資が減少して経済が悪化した。これを対外債務で埋めたので財政が破綻し、クーデタで政権を追われた。 中南米でポピュリズムが出てきた最大の原因は、極端な所得格差である。ごく一部の特権階級が大部分の富を独占しているという不満は強く、それを強制的な再分配で「是正」しようという独裁政治は、その後も中南米の