エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
「空気の研究」の研究②:大東亜戦争開戦の理由は行動経済学で分かるのか? --- 金澤 正由樹
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
「空気の研究」の研究②:大東亜戦争開戦の理由は行動経済学で分かるのか? --- 金澤 正由樹
大東亜戦争の開戦が決定されるまでのプロセスには、未だに多くの謎が残されています。 よく聞くのは、開... 大東亜戦争の開戦が決定されるまでのプロセスには、未だに多くの謎が残されています。 よく聞くのは、開戦当時の首相だった東條英機に最大の責任があるという主張です。実際にも、極東国際軍事裁判(東京裁判)において、東條は「A級戦犯」として死刑を執行されました。 しかし、A級戦犯の指定は、1952年のサンフランシスコ平和条約発効後、国会議員の満場一致による決議で、1956年までに全員が解除され、名誉を回復しています。よって、この主張は論理的におかしいことになります。 東京裁判の記録の中で、私が特に興味をそそられたのは、東條首相は、真珠湾攻撃に向かう艦隊の出撃を「事後」に知ったという証言です。そもそも、当時は陸海軍の統帥権は政府から独立しているとされ、首相には真珠湾攻撃という海軍の作戦を承認する権限がないとのこと。 現在の平和な日本でさえ、首相が陸海空自衛隊の「最高司令官」です。最高司令官が作戦を把握