あまりに悠長な民主党の年金制度改革

学習院大学経済学部経済学科教授／鈴木亘 「ミスター年金」こと長妻昭議員が厚生労働大臣になって1ヶ月近くがたつが、国民の関心が高い肝心の「年金改革」について、あまり情報が伝わってこない。今のところ、彼が「年金問題」について決断した内容は、1．年金記録問題について、2010年に2000億円、2011年に4000億円を計上し、包括的な照合を行なうシステム作りや一括訂正のための法案整備を行なって、年金記録照合や救済を急ぐこと、2．自公政権下で既に民間人に採用内定を出していた日本年金機構（社会保険庁の後継組織）について、その発足を歳入庁発足までの「つなぎ」として認めたこと、3．日本年金機構と国税庁を合併する「歳入庁」発足を2013年までに行なうこと、という3点のみに過ぎない。 就任当初の混乱があるにせよ、国民が民主党政権によせる期待のかなりの割合は、「年金制度改革」にある。各種世論調査によれば、国民

[yosh0419]

あーなるほど．団塊世代に配慮しての「ゆっくり」議論なのか．

[bn2islander]

これだけ見ると、現状の年金制度の何が問題なのかわからなくなってくる。そして、民主党の年金制度の何が良いのかもよくわからなくなってくる

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積立金がたくさんあるので、そんなに急ぐべき問題ではないと思うんだが。

[nminoru]

ソフトランディングさせるには年金運用の物価連動国債の割合を少しづつ増やしてバランスをとるしかないような気がする。素人考えだが。

[ahahasasa]

swedenmodelは日本には無理だよっていう話

[pal-9999]

まったなしの問題なので民主党がんがれ。

[eniti]

所得税なり消費税なりに組み込んで、所得制限付きで給付に出来ないものかな？　そうすれば、納付・管理に必要なコストもかからないと思うんだけど