商品広告？意見広告？: 天野祐吉のあんころじい

古い話で恐縮ですが、６年前の夏、岩波書店からこんな本が出ました。 タイトルは 憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言 井上ひさしさんとか美輪明宏さんなど18人の意見をのせたブックレットで、装幀は副田高行さん。 改憲論議がまたぞろ出てきた中でのタイムリーな出版なのですが、 本だけでなく、その新聞広告がまた話題になりました。 たとえば，これです。 １冊の本に新聞１ページを使った大型広告というのもオドロキですが、 そのコピーが全国の新聞42紙（中央紙・ブロック紙・地方紙）に一斉に掲載されたこと、 しかも、そのコピーとデザインが新聞によっていろいろ変わるというやり方にもびっくりでした。 たとえば、こんなふうにです。 コピーはこうです。 およそ5000万人が死んで、今の日本国憲法は生まれた。 「たとえ戦争になっても、戦いに行くのは他人」だと、思っていませんか？ 見上げれば

[librevie]

「本当に怖いことは最初、人気者の顔をしてやってくる。」は面白いコピー。

[SasakiTakahiro]

『憲法を変えて戦争へ行こう』。「本当に怖いことは最初、人気者の顔をしてやってくる。 」

[gauqui]

「憲法を変えて戦争へ行こう」