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『サレジオ通り 目黒碑文谷のあたり――秦恒平『親指のマリア』の思い出』
・ もう随分昔に読んだ本に秦恒平と云う人の『親指のマリア』と云う本があって、内容は江戸期のキリシ... ・ もう随分昔に読んだ本に秦恒平と云う人の『親指のマリア』と云う本があって、内容は江戸期のキリシタン司祭の殉教ものということで遠藤周作の名作『沈黙』のようなものを想像していたら、こちらは入国するとさしたる抵抗もなくあっけなく逮捕され、まるで殉教するために密入国したのかと思えたほど無防備でその宗教性と云うか無垢な純粋な姿勢に驚くと云うよりも言葉を失ったものである。 読んでいて納得したのは、日本などに宣教に来るカトリックの司祭などは比較的身分階層が高くこの世離れしたところがあって、この小説の主人公宣教師シドッチもポルトガルのさる貴族の次男坊とある。ヨーロッパの貴族階級に於いては長男の世襲制のため二男以降は養子縁組か教会にいるか軍人になるかするほかはないのである。しかもこの場合”ノブレス・オブリージュ”と云って、高貴な家系に生まれたものは高貴な生き方をしなければならないと云う伝統的に慣習的な考え
2020/04/19 リンク