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『∂陽炎の門 (日本語) 葉室 麟 (著)』
∂陽炎の門 (日本語) 単行本 葉室 麟 (著) ∂時代小説ですが推理小説のようにドキドキ、ハラハラ、一気に... ∂陽炎の門 (日本語) 単行本 葉室 麟 (著) ∂時代小説ですが推理小説のようにドキドキ、ハラハラ、一気に引き込まれた。何冊か著者の作品は読んでいますが最後まで読まなければ気になって仕方ない状態になる。人間の心理描写も巧み、人間不信になっても不思議ではないがそこは麟氏。時代小説の醍醐味を味わえる。 ∂内容(「BOOK」データベースより) 職務において冷徹非情、若くして執政の座に昇った桐谷主水。かつて派閥抗争で親友を裏切り、いまの地位を得たと囁かれている。三十半ばにして娶った妻・由布は、己の手で介錯した親友の娘だった。互いに愛情が芽生えはじめた頃、由布の弟・喬之助が仇討ちに現れる。友の死は己の咎か―。足元はにわかに崩れ、夫婦の安寧も破られていく。すべての糸口は十年前、主水と親友を別った、ある“事件”にあった。誰もが一度はあやまちを犯す。人は、そこからどう生きるのか。峻烈な筆で描き出す、渾
2020/07/14 リンク