施設入所が短命な理由３－３ | 宿命

介護サービスに共通するものとして「自立支援」があります。 高齢者介護における「自立支援」とは、介護を必要としている方が、その方らしく生活できるように介護者が支援することです。 介護を必要としている方に、画一的に何から何まですべて代わりに行うのではなく、一人ひとりのできることとサポートが必要なことを介護者が見極め、できないことを補助していくことが重要です。 これらのことは、あくまでも介護の理想です、介護施設で上記のことをしようと思えば、利用者１００人に対して１００人の介護職が必要です。 介護施設というのは、介護職はぎりぎりの人数で仕事をしてますので、利用者のありとあらゆることに手出ししなければ介護現場はまわりません。 介護職は次から次に仕事がありますから、一人の利用者にかかっておれませんから、利用者が時間をかければ出来ることですら職員がしなければならないのです。 その結果として利用者のＡＤＬ