『「東京アラート」は効いていた！－小池都知事への支持を取り下げます』

ユニークな論調で、政府や東京都のコロナウイルス対策を嗤〈わら〉う人たちがいます。しかし、それらのうち少なくとも二つは間違いです。 一つは、政府の緊急事態宣言を発した時には既に日本の感染者は、「3月末にピークアウトしており、政府の発した緊急事態宣言は壮大な空振りだった、というものです（経済学者の池田信夫ら）。 それを確かめるために、感染者の発生は報告日より13日早いと想定したグラフを描いてみました（2週間とせず13日としたのはその方が様々な事象がよく説明できたからです）。その様子を全国について見たのが、下のグラフです。 出典：出典：NHK NEWS WEBに示された感染者数データ及び東京都新型コロナウイルス対策サイトに示されたデータを素に作成。 全国の感染者報告者数が最多だったのは4月11日の719人でしたので、実際の発生はそれより13前だったとすると、3月29日に最も多くの感染者が発生して