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『【小笠原・父島】プロペラ機用飛行場建設へ!』
本土から約1千キロ離れた小笠原諸島・父島で、 都と小笠原村が協議している空港案の概要がわかった。 ... 本土から約1千キロ離れた小笠原諸島・父島で、 都と小笠原村が協議している空港案の概要がわかった。 洲崎(すさき)地区にプロペラ機用の 1200メートル級の滑走路を設け、羽田空港と結ぶ案だ。 世界自然遺産ではない地区だが、 豊かな自然と利便性、費用対効果をどう判断するのか――。 小池百合子知事は10月8日、島の中西部に位置する洲崎地区を視察。 「急患が出た時に運ぶ手段がないと聞いている。 空港の必要性を命を守るという観点から考えることは重要だ」と述べた。 一方、「ニーズとコスト。 これからの島部全体の計画を練り直す必要がある」と指摘し、 「自然を保ちながら観光を組み合わせるルールを守り、発展させる。 その答えを出したい」と話した。 村は都に2年後の「返還50周年式典」までの空港建設の表明を求めている。 知事の視察について「まずは現場を見てもらえて良かった」と受け止めた。 村の樋口博・企画政策