『Episode-5 青森県八戸市「丸美屋」』

10月23日の午前、僕は東北新幹線に乗り込み新青森駅に向かった。3泊4日の青森取材のはじまりである。青森は初体験。そして3時間半の新幹線乗車も初体験。いくつになっても初体験の3文字には心が躍る。僕はまだ見ぬ青森の景色に思いを馳せながら、飽きもせず車窓を流れる東北の山々を眺めていた。 初日のこの日は午後、JR青森駅からタクシーで青森県菓子工業組合の事務所を訪れ、佐藤文雄副理事長にご挨拶をした。佐藤副理事長は3日目の取材先である『別当庵』の社長さんでもある。取材当日は所用のため留守とのことだったので、急きょお店に関するお話を伺いながら小1時間ほどお邪魔させていただいた。 事務所を出たあと青森駅に戻り、モーリーなるシンボルキャラクターがかわいらしい青い森鉄道に乗って八戸駅へと移動。そこから乗り換えて宿泊地である本八戸駅に着いたときには、すでにどっぷりと日が暮れていた。青森駅から2時間近くの小旅行

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この南部さん、たしか南部家にゆかりのある方で、J-WAVE内では「姫」と呼ばれていた。> あながちこのあだ名は外れてなかった。#ss954 高祖父が南部藩藩主だった。いやあ、長い間ラジオ聞いてたけど知らなかった。