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理想の医療を目指して〜リウマチ膠原病内科医の奮闘記 自閉スペクトラム症と向き合いながら、日本一の医... 理想の医療を目指して〜リウマチ膠原病内科医の奮闘記 自閉スペクトラム症と向き合いながら、日本一の医療過疎県である埼玉でリウマチ膠原病内科医をしております。 今日は研修医時代に私が経験した、医者になって最も勉強になった出来事の一つについて書こうと思います。 ただ、この内容は本人が特定されたら完全にアウトな内容なので、もの凄く内容をぼかして書こうと思います。 私が精神科を研修していた時のこと。 ある病棟で問題行動を頻発していた患者さんが、その科と病棟で診ることが不可能となったため、精神科に転科となり、精神科病棟に転棟となりました。 若い女の子だったのですが、無断外出や病棟内で叫んだり騒音を出したり、その他いろいろと言うことを聞かなかったりと、簡単に言うとそんな感じです。 そもそも入院する必要があったかといえば、医学的には必要はなさそうでしたが、本人も退院したくなかったせいか、色々と症状の訴えが