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『次世代リーダーの候補者を選抜する方法。』
失われた20年において企業は様々なものを失ったが、中でも(次の役員、部長という意味での)次世代リー... 失われた20年において企業は様々なものを失ったが、中でも(次の役員、部長という意味での)次世代リーダーを育てる機会を逸してきたは大きな損失だろう。結果として4~50代の少数の現経営陣と数も少なければ粒が揃わない30代に多数の20代の若手層が属すといういびつな組織が増加した。そのような組織の多くでは、なかなか若手層⇒中堅、中堅⇒次世代リーダーへと人が育っていない。 そのため企業によっては現中堅層を育成するのに合わせ、現若手層からも優秀な人材を選抜し、次世代リーダーの育成を行おうとしているところもある。選抜教育は昔からあることだし、それ自体に何ら違和感はない。そもそも企業というのは人材を平等に扱う組織ではない(寧ろ不平等に扱うべきだ)。ただその選抜方法は客観性と納得性が担保されていなくてはならない。 選抜方法の検討というのは結構難しい。ただでさえ現場は自分達の現場から次世代リーダーを出したいも