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『23 提訴へ』
23 提訴へ 結局協力医のアドバイスがないまま、山本弁護士は訴状をどうにか完成し、提訴に踏み切るこ... 23 提訴へ 結局協力医のアドバイスがないまま、山本弁護士は訴状をどうにか完成し、提訴に踏み切ることとした。 陽子と憲一は、提訴日をいくつかリクエストしてきた。立ち会いたいというのだ。それだけではなく、記者会見がしたいからセッティングしてくれとも言ってきた。もちろんそれまでの山本弁護士の依頼人には、そのようなリクエストをする人はいなかった。山本弁護士は、司法記者クラブに電話を入れ、提訴時の記者会見のセッティングを依頼した。なにしろ初めてのことづくめで、おまけに記者会見、山本弁護士の感情は否応なしに高ぶっていった。 12月22日、提訴当日、山本弁護士は原田夫妻と三人で受付係に書類を提出した。ただマスメディアにとっては大事件ではないらしく、テレビカメラはなかった。受付を済ませて、三人は司法記者クラブに行き、お世辞にも美しいとは言えない狭い室内の古びたソファアに座り、記者達の質問に答えた。原田夫