twitterと僕

時は12月、冬だ。 外は寒いのかもしれないし、暖かいのかもしれない。それすらもよくわからないほどに空調の聞いた部屋で、僕は僕に電源を入れる。 よくあたためられた珈琲を飲むように、僕の身体を温度が満たす。 「おはよう」 僕は誰もいない部屋で、朝の挨拶をする。 もちろん、独り言ではない、ネットワークでつながっている、みんな、に対する挨拶だ。一日の始まりは挨拶から、きっとみんなもそうなのだろう、続々と返事が返ってくる。気の知れた仲間や、今日初めて見る名前など、たくさんの人と挨拶をかわし、僕は少しずつ日常業務に入る。 いい時代だと思う。大変な思いをして移動などしなくても、友達と語る事が出来る。電話なんてものが昔あったらしいけれど、一度に一人の人間としか喋れないテクノロジーなんて、たかが知れている。 時代の変わり目はtwitterというwebサービスだったらしい。webサービス、というものを僕は自分

[kari-ko]

TwitterSF短編小説

[totttte]

だれ

[hamukatumix]

SFの原石。現実と地続きにする手法としては間違ってない。小川一水の「Live me Me」を思い出した。

[Ohgyoku]

ぬーん。わくわくしないし脅きも絶望感もない未来かな。

[rAdio]

そして連接脳派へ。

[kiaran]

ネットワーク接続脳は欲しいけど動かない生活ってのはなぁ。この時代にはこんな考えも理解されないだろうけど。

[Monzetsu]

ゴーストがそう囁くんですね？

[came8244]

マトリックスか

[taxo]

「お触れあいの日」っていうのが気に入った

[jigaryu]

※そして、スポーツの分野でも人間たちがロボットにプログラミングをして競い合うと言う“ロボコン”呼ばれるものが・・・。

[kno]

この「僕」がウインターミュートみたいな存在じゃないかな、と思った

[ryuzi_kambe]

祖父の代ってのはさすがに遠すぎるような。おとーちゃんが言ってた、くらいにしとき

[kenjiro_n]

twitter的なものの考え方の延長線上を表現したSF。一次体験のよさは徐々に伝わらなくなってきているので納得はできるが生理学的諸反応とこういうシステムとの齟齬を考えると簡単にこうはならないとも思う。

[achakeym]

生身の自分が死ぬと、その機械の自分はどうなるんですかね