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「んんっ けふっ」 めいぼうじんがなんどか咳払いをする。 南向きの大きめ..
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「んんっ けふっ」 めいぼうじんがなんどか咳払いをする。 南向きの大きめ..
「んんっ けふっ」 めいぼうじんがなんどか咳払いをする。 南向きの大きめな窓から、朝日が差し込んで... 「んんっ けふっ」 めいぼうじんがなんどか咳払いをする。 南向きの大きめな窓から、朝日が差し込んでいた。 カーテン越しの柔らかい光が、ありがみんの細いシルエットをコントラスト饒かに見せる。 「めいぼうじん 風邪ひいた?」 ありがみんの声が響く。陶然とありがみんの影を見つめていためいぼうじんは、その声によって我に返った。 「いや、あーあー。大丈夫だとおもう」 多少大げさに声を出し、のどの調子を確かめる。 「本当?」 いつのまにかベッドから降りたありがみんは、細く透き通った指でめいぼうじんの前髪を持ち上げた。 「んー。やっぱこれじゃわっかんないかな」 めいぼうじんに抵抗する隙をあたえず、すばやくおでこをくっつけてしばらく静止するふたり。 「えっ」 わずかに、頬を赤らめたありがみんが、めいぼうじんをやさしく引き剥がす。 抵抗せずにおでこを離しためいぼうじんは、軽やかに微笑みながら立ち上がった。