エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント5件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
心の失くしかた ①
はっきりと覚えてる。だって俺は、その光景を遠くから見ていたんだから。 真夜中の暗い夜道を、泣きなが... はっきりと覚えてる。だって俺は、その光景を遠くから見ていたんだから。 真夜中の暗い夜道を、泣きながら歩くちいさな男の子。 パジャマのまま、裸足のままで。 俺が見ていたその男の子は、6才の俺だった。 ─── 気付いたのはきっと、保育園に行っていたころ。おそらく、4.5才の頃だろう。 「○○くん、お父さん早くおむかえ来るといいね」「もうちょっとだけがまんだね」 『うん!でも、せんせいいるからだいじょうぶだよ!さみしくないもん!』 他の園児たちの親よりも、自分の親は仕事の都合上、俺を迎えに来るのが遅かった。 夕方前になると次々に親たちがこどもを迎えにきて、先生や友達にバイバイしてから笑顔で帰っていく。 そして最後に残るのはいつも自分。 でも、少しの時間だけ先生を独り占めできるのが楽しみだった。 夕方から始まる教育テレビを先生と観たり、話をしたりして、しばらくすると父親が迎えにくる。 「いつも遅く
2010/09/16 リンク