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人を信じる為の防犯対策
彼女が職場で金を盗まれた。1万円。 急に必要な物があり、「1万円あります」といって申し出た物の、結... 彼女が職場で金を盗まれた。1万円。 急に必要な物があり、「1万円あります」といって申し出た物の、結局公費で出る事になり、そのお金は使わなかったらしい。 すると、次の日、その金はなくなっていた。 そんなに大きな職場ではないので、そういうのが緩くなる気分は分かると思う。 俺も同じような経験があり、それ以降、鍵をかけるかどうかまよったらまず掛けることにしている。 それは、物がなくなる事よりも、裏切りモノがこの中にいるのだ、という猜疑心が生活にダメージを与えるからだ。 この猜疑心は、「いろんな人はいるが、ある程度人を信じよう」という善良で小さなプライドを破壊する。 信用がお金だ、というホリエモンの言葉を借りれば、お金を盗まれる事が、まさにその信用を盗まれる事になってしまう。 自分が人を信用している、という事も、信頼関係の一部だからだ。 だから、鍵をかけるかどうか迷ったら、鍵をかけよう。