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父の手料理
シルバーウィーク。 久しぶりに嫁ぎ先の京都から東京の実家へ帰ると父が料理をしていた。 母がいなくな... シルバーウィーク。 久しぶりに嫁ぎ先の京都から東京の実家へ帰ると父が料理をしていた。 母がいなくなって2年。 「最初は家の裏のスーパーの弁当ばかり食べていたが、最近料理をはじめたんだ。」 と嬉しそうに語ってくれた。 「せっかくだから食べて行きなさい」 はなからそのつもりだったが、父の焼いてくれた「サンマ」とインスタントの味噌汁と 惣菜コーナーで売っていたきんぴらを食べた。 「料理できるようになったんだね」 私はちょっと泣いていた。 「いつまでも弁当じゃ身体が悪くなるからな。ははは」 父は照れ笑いしていた。 唯一の料理と呼べるサンマの塩焼きはちょっと焦げていたが、 脂が乗っており美味しかった。 思えば父の手料理は初めてだったかもしれない。 それから、サンマをつつきながら、しばらく母の思い出を語り合った。 母は死んだのではなく、2年前に突然蒸発した。 「まぁ、元気でやってるといいけど。」 父は
2015/10/06 リンク