ジョジョと裁き

http://anond.hatelabo.jp/20161228200026 荒木はどうも「主人公が敵を殺害する（≒裁く）」ということに迷いがあると思っている。 ざっと結末をおさらいすると以下。 １部相打ち。しかも殺害までには至らず、DIOは後復活する。 ２部火山活動という自然の力により宇宙に放出する。殺害にまでは至らない。 ３部ついに殺害。さらに注目すべきなのが、作中に「裁くのはおれの『スタンド』だッー!!」という台詞が出てくること。ここでは明確に主人公による敵の裁きを肯定している（と読める）。 ４部肉体的には事故死、さらに怪奇現象により霊的にも死亡する。それ以前の展開でも、主人公グループの共闘という形で吉良を追いつめており、フィニッシュブローは仗助ではなく承太郎が決めている。以下の台詞にも注目。 川尻早人「ぼくは『裁いて』ほしかった・・・あいつを誰かが『裁いて』ほしかった」 杉本鈴美

[greenT]

なるほど敵とは言え「殺す」という業を背負わせるキャラを増やしたくない、それゆえ既に手を汚してしまった承太郎に業が集まると

[IkaMaru]

それラスボスだけじゃないか。ジョルノは序盤からポルポ殺してるよ

[cider_kondo]

ほぼ同感だがSBRのラスボスはディオじゃねーしテーマ的には命のやりとりすら是とする「漆黒の意志」（と公正を貫く「光輝く道」）がどう読んでも中核だろうが。そこスルーしてどうするねん

[kuzudokuzu]

というより「ラスボスは主人公が殺して綺麗にキメられることなんてほとんどない」という風な捉え方してるな俺は。他の敵キャラはあっさり殺されてるわけで。

[mur2]

2部、4部、5部は普通に殺すよりもよほど酷いことしてると思うんですがそれは…

[hungchang]

ジョジョでは主人公がラスボスを直接殺害するものこそ稀、と。

[hobbling]

DIOを裁いた承太郎はその後ジョースター家の当主として暗黒面を一身に背負うことになり、家族を崩壊させてしまう。爺いになっても息子(仗助)や娘(静)が増えるジョセフとは対照的。

[keiseiryoku]

3部以外はどれもラスボスを直接殺害しないほうが物語に深みが出るケースだから。3部ははじめから承り無双だし道中は搦め手でフラストレーションためて「てめーは俺を怒らせた」でカタルシスの路線だし。

[mtane0412]

３部のDioも人間ではないので、結局人間が人間を裁いた部はないってことかな

[ustam]

第二部のラストってさあ、カーズは火山噴火で宇宙に追出されたって話だけど、せいぜい100kmくらい上空なんだから、数分で地上に戻ってくるはずなんだよな物理的に考えて。荒木先生は宇宙を何だと思ってたんだろう？

[rokkakuika]

1部の時点では3部の展開は考えていなかったと思うので相打ちで止めを刺したでいいのでは？

[Re-birth]

さばきのしかたが必ずしもｺﾛｽ　ではないということじゃないかな…　キンクリはただ殺せば良いだけじゃないとおもったからあの結末だと思うし。面白いよねーあれ好き。

[carl_b]

「裁く＝殺す」ではないだろう。歴代のジョジョ達は殺すために戦ってるわけじゃないし（ジョナサンからして「清めてやる！その汚れた野望を！」だ）。ただ不殺ではないので闘争の末の死は仕方ないって感じでは

[death6coin]

殺したくないでござる。絶対に殺したくないでござる！

[suien42]

http://b.hatena.ne.jp/entry/news.denfaminicogamer.jp/game-gene/watsuki-interview でいう「陰」側に居る少年漫画の特徴かなと思う

[netcraft3]

「二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。 一人は泥を見た。一人は星を見た」