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初めて授業をサボった高三の秋
偏差値45の工業高校は体罰こそ禁じられていたけれど、クラスの誰かの喫煙や飲酒などが発覚すると、クラ... 偏差値45の工業高校は体罰こそ禁じられていたけれど、クラスの誰かの喫煙や飲酒などが発覚すると、クラスメイト全員が連帯責任でグラウンド10周(約2km)走らされるような監獄だった。 こうした連帯責任の制度は同調圧力を生み、生徒が生徒を監視するシステムが優秀に働いた。一年生には特に強めの圧力をかけるよう教師陣も心がけていたようで、ガムの包み紙が教室の前に落ちていただけで、その教室を使う生徒の全員が走らされるなど、とばっちりにも程があった。こうした見せしめにも近い制度は美化意識の向上に一助した。 また、二年生、三年生は一年生を奴隷のように扱うことが根強い文化として受け継がれており、教師の代わりに下級生のヤンチャを見つけた三年の先輩が、下級生を集めてグラウンドを走らせる光景も珍しくない。 二年生になる頃にはクラス男子の殆どが2kmを8分以内に走れるようになっており、心身共に鍛えられた三年の秋頃にも
2019/12/08 リンク