瞳ちゃん

もう二十年近く前の話になるが、小学四年生か五年生くらいのときクラスに瞳ちゃんという女の子がいた。 いつも綺麗で真っ直ぐな黒髪をおさげにしていた。 瞳ちゃんはいつも黙々とノートをとっているような真面目な女の子で、いつも1人だった。 とはいっても、寂しい感じの孤独ではなく、強い感じの孤独だった。 口をきっと結んでじっと何かを見つめる姿が印象に残っている。 瞳ちゃんが無口なのは孤独だからではなく話せなかったからで、それが場面緘黙症(なのだろう)と知ったのはつい最近だった。 自分と瞳ちゃんはなんの関わりもなかった。 クラスメイトも特に関わりはなく、目に見える場面では先生も特に関わりがないようにみえた。 瞳ちゃんは誰かに意思を持って無視されたり、仲間外れにされてる様子はなかったし、彼女に関する悪口を聞いた記憶もない。 クラスメイトが優しかったというより、彼女はあまり認識されてなかったように思える。

[Saint-Exupery]

ジーコサッカーと言う熱い風評被害

[c_shiika]

小学生なりに工夫して同級生を思いやったいい話だなと思っていたらブクマでいきなり差し込まれたジーコサッカーで腹筋がサドンデスした。

[pekee-nuee-nuee]

いい話だった

[kirakiranamevictim]

その子、場面緘黙症じゃなくて口が不自由だったんじゃないか？ その子の親は何を考えていたんだ？