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ノストラダムスの大予言
最近ではもはや年配の人以外にはほとんど知られていないようであるが、1999年7月までは本気で信じていた... 最近ではもはや年配の人以外にはほとんど知られていないようであるが、1999年7月までは本気で信じていた日本人がかなりいた。 「1999年7の月に恐怖の大王が来るだろう」 アンゴラのうさぎ様だか、アングラ演劇界の王様がその時期になると世界中で暴れ回って、人類を笑い死にさせるとか、狂わせるとか言われていた。え? 違う? 似たようなものだと思うけど。 きっかけは、とあるベストセラー本で、思いっきり売れたので天皇陛下だって信じ込んでしまったとか、してないとか。 でも、すぐにそんなバカなことがあるわけねぇ、と思った。 一年が365日であるのも一日が24時間であるのもイエス・キリストの生誕が約2000年前であるのも、単なる偶然である。 火星や金星に行けば、単位は変わってしまうし、「世紀」を地球の一年を元にした100年単位で考えるのも、人様が勝手に考えたものである。 その暦自体だって、半グレ歴だとかなん